我、名を邪神バフォメットと申すナリ。汝に従いて萌え道を往かん・・・・・デース♪
邪神バフォメット 2004年9月作成

中性の西欧では、聖地エルサレムを占領していたイスラム教徒は、
預言者ムハンマド(マホメット)の像を礼拝すると考えられ、いつしかムハンマドが転訛されて悪魔となった。
実際のイスラム教では偶像崇拝を禁じているので、本来はありえないことだが、当時は本気で信じられていた。
十字軍で活躍したテンプル騎士団は1307年、フランス王フィリップ四世に
バフォメットを崇拝していたという罪で告発され、廃絶に追い込まれていている。
尋問されたテンプル騎士団側は、バフォメットの名すら知らない者がほとんどだった。
これは冤罪で、本当の狙いは騎士団の莫大な財産であった。
その後、サバト(魔女集会)の牡山羊と呼ばれるようになり、
19世紀に描かれたエリファス・レヴィの「メンデスのバフォメット」により、有名になった。
その姿は、頭と脚が山羊で、人間の女性の身体を持ち、背中には鳥の翼がある。
バフォメットという言葉で悪魔全体を全体を指すこともあった。
最近の研究では、ギリシャ神話の大地母神ソフィアのヘブライ語のつづりを
アトバッシュという暗号技法で符号化したという説もある。

参考文献:「真・女神転生 GRIMOIRE」 エンターブレイン
       「真・女神転生 悪魔事典」 新紀元社
       「幻想動物事典」 新紀元社
参考資料:「悪魔の系譜」青土社
       エリファス・レヴィ「高等魔術の教理と儀式」第2部・扉、1856年


[小説〜IDEA〜での設定]
古き地母神の血を引く種族・バフォメット族のひとりで個人名はソフィー。性別は女?らしい。
とあるイベントでマモルに助けられたお礼に契約を結んだ。(※このエピソードはご希望があれば書きます。)
同人サークル「テンプルナイツ」のリーダーゆえにカリスマ性は高い。
性格は、変な日本語交じりの外国人っぽい口調に象徴されるように訳分かんない・・。趣味も・・・。
戦闘能力は、典型的な魔法タイプで闇属性の魔法が得意。召喚魔法はそこそこ・・。


[コメント]
「バフォメット」という名前は知らなくても、魔術や悪魔の本の表紙などで見た事もある人もいるはず。
初めて見たときは、「胸出ているから女性型の悪魔にしよう!」と安直に描いていましたが、
上の説明にもあるように「サバト(魔女集会)の“牡”山羊」・・男ですかーー?!!もしくは両性具有かっ?!
せっかく女性っぽく描いたのに・・・(涙) まぁ性別はどうでもいいや・・(やり投げ)
イラストの方は、エリファス・レヴィ氏の絵を参考に描いてみました。
炎を浮かべた真ん中の角はアホ毛に、顔を山羊から人の顔に変えた程度・・。
というか、同人関係あんまり詳しくないのに小説の設定はどうだろうか・・・(汗)