クロックダイン&グリッドティンカー
2010年5月1日〜8月5日作成(※本格的に仕上げ始めたのは、7月25日頃から)


モチーフは「ピーターパン」の時計ワニ&ティンカーベル・・・だけではない!


グリッドティンカー(Grid-tinker)&クロックダイン(Clock-dine)
 コーナッタ・D・シテー博士が、フェイト奪還およびナーナ・オーアルブルと搭乗機モノケロース奪取
のために造り出した、「時間と空間による支配」をテーマにした、双璧を成す機体。両機ともパイロットが
搭乗するには不都合があるため、オンラインゲームのように、コンピュータを介した遠隔操縦で動いている。
 なお博士は、最終的には完全なる時空間操作能力を手にして、
「エンドレス・オーガスト」なる計画を実行したいと企んでいる・・・らしい。


グリッドティンカー(全高15.4 m )
 博士のネット仲間のハンドルネーム“ベル”が遠隔操縦する、
伝承に伝わる「飛翔の粉を振りまく妖精」からヒントを得て造られた機体。
 当初は、瞬間転送装置「フェアリーリング」を使用してちゃっちゃと奪還&奪取を行なう予定だったが、
完成した装置に不備がある事が判明。それは、「自分を含めた味方」か「動かないもの」しか瞬間転送効果が
発揮できない事だった。仕方がないので、力ずくで行動不能後に転送させる作戦に変更。
そのため、相棒に当たるクロックダインが造り出された。
 正式に完成されたグリッドティンカーは、胸部の瞳のような箇所から放たれる光線や光弾といった武装が
取り付けられたが、基本的には「グリッドゾーン」と呼ばれるマス目を宙に生成して、
自身とクロックダインを瞬間移動させるサポートに徹する。
 なお、フェアリーリングを小さなボディに詰め込んだ結果、
コクピットのスペースが無くなってしまった結果、打開策として遠隔操縦となった。

特殊能力:
グリッドゾーン (フィールド上に格子状のマス目を生成。
ボードゲームのように自身や味方、そして動かないものを瞬時に移動させる事が出来る)

武装:
ハーフサウザンドニードル (「500の針」の意味。広範囲に拡散する光線。MAP兵器)
ハーフサウザンドボール (上記の光線を集約させた光弾。単体に集中攻撃する際に有効)


クロックダイン ( 全高30.8 m)
 博士のネトゲ仲間のハンドルネーム“マル”が遠隔操縦する、
伝承に伝わる「時を食らうワニ」からヒントを得て造られた機体。
 凶暴そうな外見どおり、力任せの戦法を得意とする。装甲も強固であるが、この機体の最大の特徴は、
「ウロボロスシステム」と命名された時間逆行装置であり、
ダメージを受けても瞬時に完全な状態にまで遡ることができる。
この能力を生かして、装甲が反動で傷つくほどの強攻撃を次々と繰り出す。
 なお、時を遡る力を持つウロボロスシステムのせいで、生身のパイロットの搭乗が危険視された結果、
打開策として遠隔操縦となった。

特殊能力:
ウロボロスシステム (装甲が傷ついても、時間逆行が発生して完全な状態までに修復される。)

武装:
痛恨撃 (腕の装甲を犠牲にした単体必殺技。クリティカルが出やすい)
会心掌 (両腕の装甲を犠牲にした複数必殺技。クリティカルが出やすい)


グリッドティンカーの初期名は、ゾーンティンク。ゾーンだと、勘の良い方に看破されそうなので(何が?)、
現在の名前に変更されたとさ。クロックダインは、言うまでも無く、
クロック(時計)+クロコダイル(ワニ)を組み合わせたものですが、
「それなら、“クロックダイル”でよくね?」と言われそうですが、「王ドロボウJING」で、
同名のモンスターが登場するから少しずらしたのです。
(※なお、JING同様、このクロックダインの元ネタも「ピーターパン」の時計ワニ)

クロコなダインだけに、クリティカル率が高い必殺技持ち。
しかし、獣王でもなければのちに仲間になることも無いです(苦笑) ティンカーもそっち方向に引っ掛けて、
高速移動のクイーンが得意とする技の半分版を用意しました。・・・もう、元ネタが分かる方がいるとは思えない。

なお、遠隔操縦者のベル&マルは、顔が見えないオンラインプレイヤーよろしく姿を描く予定はありません。
・・・描く余裕がないとも言う。2人の名前と、チートな性能を持った両機体をどこかで見たことがあるような・・・?
という脅威のインスピレーション持ちの方なら、この後の展開が読めるかもしれません。