六尾の狐・タマミ
2004年3月作成
名前 タマミ(珠美)
種族 妖狐(狐の妖怪)
年齢 人間年齢19歳くらい
ジョブ くのいち
装備 [扇子] 不知火(火属性を持つ赤い扇子)
[チャイナドレス] 蘭花
(非常に燃え難く素材で出来た、
非常に萌え易いセクシーなチャイナドレス)
[腕輪] 更紗の腕輪
(装備者の魔力&魔法防御を上げる腕輪)
好きなもの 御主人様♪(むしろLOVE)、
きつねうどん、ぽかぽかの陽だまり
嫌いなもの 不正を働く者、
自分の美貌を理解してくれない人
特技 格闘、舞、変化、誘惑
将来の夢 格闘ゲームデビューを経て、
映画界に進出

高き格闘能力と自在に炎を操る妖力(魅力も)を持つ美しき妖狐。
以前は同種族が犯した悪行を恥じて、その力を封印していたのだが、
マモルにその力を見い出され、不正を働く政治家などを懲らしめる
くのいちとして戦っている。自分の事を恐れず、ひとりの女性として
認めてくれるマモルを「御主人様」と呼び慕っている。
普段はちょっと高飛車っぽく、自分の美貌に絶対の自信を持っているが、マモルの前では子供のように甘える事もあるとか。
今は6本の尻尾だが、やがて最強の九尾の狐に成長するだろう。

[コメント]
私の好みの大人の女性を意識して描いたわけじゃないのですが、今見るとそうかも知れません(笑)
上の説明で「同種族が犯した悪行」というのは、具体例を挙げれば、紀元前千年ごろに現れた
九尾の狐が化けた美女・妲己(だっき)の悪行の事で、妲己は古代中国・殷(いん)の紂王(ちゅうおう)の妃になり、王を思うままに操り、想像を絶する乱行で人民を苦しめたそうです。タマミはそれとは逆に、悪の権力者を倒して困っている人を助けるのが仕事になっているのです。
変化の術で、「ある時は生徒に大人気の美人教師、またある時は眼鏡の似合う美人秘書、・・しかしてその実態は・・・!」みたいなノリで悪人どもを蹴散らすという設定になっています。
胸元のハートマークは、昔やっていた日清UFOのCMで、グラビアアイドルの方
(確か小池栄子さんかMEGUMIさんのどっちかだったはず。)がこういうチャイナドレスを着ていた影響から。

名前の由来:江戸後期の読本「絵本三国妖婦伝」で、玉藻前(たまものまえ)という美女に化け、
寵愛していた鳥羽(とば)天皇(1107年即位)を熱病で苦しめた九尾の狐から。
ちなみにその九尾の狐は、初めはインドで華陽(かよう)という美女に化け、中国では(上で述べた)妲己に
化け、その後日本に移ってそれぞれの国で悪行を働いたとされる。
(参考文献:幻想動物事典 新紀元社)